家族の枕の下にいれながら寝ていた私

マクラといえば・・・家族で布団を並べて寝ていた頃を思い出します。

隣で寝ているのは両親だったり、兄弟だったりするのですが、そのマクラの下に手を入れて寝るのが大好きだったのです。小さい頃、風邪をひきやすかった私は、夜中まで咳が出て深い眠りにつけず、辛い思いをすることがよくありました。夜中に目を覚まし、咳の酷さに体を起こして座るのですが、体の疲れもあり、もう一度横になってみたりと、1人でふらふらとしつつ、またまどろみかける時に、隣で寝ている家族のマクラの下に手を入れて寝ると、ひんやりとして、気持ちが良かったんですよね。

当時の我が家のマクラは特別なものでもなく、また、当時は低反発などのマクラがもてはやされたりなどもなかったため、ごくごく普通の枕だったのですが、カバーだけは、母が手作りした、綿のとっても気持ちの良いものでした。兄弟それぞれ、お気に入りの枕カバーを作ってもらって、時々交換したりしながら使ったりもしていました。

結婚して、子どもを産んで、自分がお母さんとなった今、家族の寝具を選ぶのは私なので、いろいろ見て、良さそうなものを決めるのですが、今は当時と違っておしゃれなものや多機能のものがたくさんあって迷ってしまいます。サテンっぽいのも素敵!ベッドカバー、シーツカバーも全てお揃いで揃えたら高級な感じのお部屋になりそう、アイロンも不要かな、などと思ったり、比較的安価で、しかも丈夫、乾きも早いポリエステル混のにして、定期的に買い換えてもいいなぁと思ったりしながらも、マクラカバーはやっぱり綿100パーセント、そして、マクラパッドをかけずに使うのがやはり落ち着きます。

マクラも、いろいろ使って結局子どもの頃使っていたタイプのものに落ち着きました。

ですが、不思議と、あの頃の、気持ちが良かった記憶と同じほどの気持ちよさは味わえないのですが、やはり体のえらさもあっての気持ち良さだったのでしょうか・・・。今はだいぶ丈夫になったのと、寝込んでいられないと早めに風邪薬に頼るようになったため、そこまでぐったりにならないのはありがたい限りなのですが、あの、ひんやり気持ちいい、を味わうことはなくなったなぁと感じます。

また、未だに、自分で吟味して選んだマクラ、マクラカバーで睡眠をとっているのにもかかわらず、実家に帰って寝ると不思議とぐっすり眠れるのがとても不思議です。マクラが変わると眠れないといいますが、同じようなマクラなのに、不思議です。